特別養護老人ホーム

Nursing Home

ユニットケアの導入について

岱山苑ではユニットケアを平成14年度より介護の方法の一つとして取り入れました。様々なフリースペースを活用しながら5つのユニットに分かれ、家庭的な雰囲気や利用者の憩う場所、自分の居場所として定着しています。なじみの関係を築かせて頂くことで利用者もいきいきと生活され、私達もお一人お一人と深く関わることが出来ています。下記のようなユニット毎の特徴もあり、安心した生きがいのある生活が送れます。

各ユニットの特徴

西町/ひまわりルーム

四季折々の花々を五感を通して感じて頂き、生きがい、メリハリのある生活を提供しています。 ひまわりルームはベッドで多く生活される方や経管栄養の対象方をご利用の方達が中心に生活されいます。明るい挨拶、声掛けをはじめ、ふれあい活動(体操や歌)やひまわり農園で季節の野菜花作りを一緒に楽しんでいます。
ベッドで多く過ごされる方にも出来る限り離床する機会を多くし、岱山苑ならではの広い苑庭を鳥のさえずりや四季折々の花々を五感を通して感じて頂き、生きがい、メリハリのある生活を提供しています。

東町/つつじルーム・長寿の間

「その人らしい暮らし」を根底とした生き生きと生活されるユニットです。 長寿の間では、その名の通り平均年齢が他のユニットに比べると高く、ご高齢の方が多いにも関わらず、お茶配りや洗濯物たたみなど生活の中でそれぞれに助け合う気持ちと、やりがい、生きがいを持って生活されています。一人ひとりが顔見知り、顔なじみで家庭的、ご近所付き合い的な雰囲気で過ごされ、「その人らしい暮らし」を根底とした生き生きと生活されるユニットです。
つつじルームは利用者の方の意欲が高まるよう、毎日が明る楽しくをモットーにそれぞれの個性を大事にすることで自分らしさを上手に表現れるユニットです。懐かしい音楽が流れ自分の居場所で気ままな雑談が日々の暮らしに安らぎをプラスしています。

南町/コスモス別館・すみれルーム

外出を多くの方に実施して頂いており、安心した苑生活を送る事へと繋がっています。 南町では、すみれルームとコスモス別館、あわせて30名の方々が生活されており、岱山苑の中でも比較的お元気な方々が多いユニットです。苑内の行事やレクリエーションにも、いつも多くの方々に参加して頂いています。
特にコスモス別館の方々は、日頃より、ペーパー折りや新聞たたみなどを日課にされ、外出やクッキングなどとても活動的に生活されています。
これからも入所者お一人お一人の思いに寄り添い、今だから出来ることを共に考え、実施していくことで、苑生活の中での大きな喜びを見出して頂けたらと思います。